【スキルなしでもOK】地方公務員からフリーランスになる方法|未経験から始める現実的ステップ

退職後の働き方

在宅で、子どものペースに合わせて働きたいな

市役所を辞めたいけど、スキルなしでもフリーランスになんてなれるの?

公務員の方で、柔軟な働き方のできるフリーランスへの魅力を感じている方は多いのではないでしょうか。

私は市役所を辞めて、今ではフリーランスとなっています

最初はスキルも無く本当に不安でしたが、ステップを踏んで準備をすれば自分でも稼げるようになったんです。

簡単な道では無いですが、思いが強ければ誰だってできると思っています!

この記事では、私が実践したスキル無しでもフリーランスになる方法を解説します。

フリーランスとして働く職種

フリーランスとひとことで言っても、働き方や職種はさまざまです。

特別な資格や高度なスキルがなくても始められる仕事もあります。

ここでは、未経験からでも挑戦しやすい代表的な職種を紹介します。

動画編集

私がフリーランスとして得ている収入の大部分が動画編集です。

YouTubeやSNSの普及で、動画編集の需要は急増しています。

カット・テロップ・音楽挿入といった基本操作ができれば、月3〜10万円の収入も可能です。

そこからテロップ入れなどを外注できるようになれば、さらに収入をアップすることも可能です。

私は、AdobeのPremire Proを使っていますが、オンライン講座を受講して基礎を身に着けました。

基礎〜上級テクニックまで順序に沿って学べるので、ゼロからのスタートにはとても効率よくスキルアップできたと思います。

操作を覚えて営業をうまくやれば確実に稼げる職種ですので、安心を求めたい方にとってもオススメです。

発注者との信頼関係が重要な職種で、そこから継続案件にも繋がります。

市役所時代の「丁寧さ」「真面目さ」が今活きているなと実感します。

デジハリ・オンラインスクールでは、動画編集技術だけでなく、フリーランス業務委託支援まで行っております。

また、AdoceCC(Premire Pro,Photoshopあり)が特別価格で利用可能のため、おすすめです。

Webデザイン(バナー・サムネイル制作)

無料アプリCanvaや、有料ソフトPhotoshopなどを使った画像制作の仕事も人気です。

Instagramの画像制作や、ブログのアイキャッチ画像などのニーズが広がっています。

また、動画編集とセットでできるようになれば、編集+サムネイル作成で単価アップが見込めますのでおすすめです!!

私は、動画編集ソフトのPremire ProとセットでPhotoshopが使えるので、サムネ作成も合わせて行えています。

デザインの自信が無くても、操作方法とちょっとしたポイントを押さえれば、誰でも制作することができます!

ライター・ブログ運営

文章を書くのが好きな人は、とてもオススメな業種です。

必要なソフトも特に無く、パソコン1つあれば始められる業種なので、未経験でも気軽に始めることができます。

ブログ運営は、成果が出るまでに時間がかかる特徴がありますが、成功すれば収入が青天井だという夢もあります。

ただ、読者のニーズに刺さるかがポイントとなるので、収益が得られる保証はありません。

退職するまでに記事をコツコツ書き続け、集客をしておくことをオススメします。

公務員で培った「文章力」は、この職種においてとてもメリットになります!

オンライン秘書

近年人気が高まってきている職種です。

メール対応・スケジュール管理・資料作成など、事務スキルを活かして働ける職種です。

プライベートなスケジュールの管理や、旅行の計画などを行うこともあります。

調べ物が好きだったり、いわゆる”世話好き”な方には向いていると思います。

この職種も、パソコン1つあれば気軽に始めることができるのがメリットです。

在宅・時短で働ける案件も多く、子育て中でも無理なく始めやすいのが特徴です。

地方公務員がフリーランスになるための3ステップ

向いている分野を決める

まずは、どの職種でフリーランスとしてやっていくかを決める必要があります。

基本的にはどの職種も継続できるものを選ぶのが良いのですが、最初は直感的に「これなら続けられるかも!」と思うものを選ぶといいと思います。

そして、まず言いたいのは、「とりあえずやってみるのが一番」ということです。

ひとまず全部の職種、それぞれ稼いでる人たちのリサーチからしよう…

と、あれこれ考えて行動しないのはただ時間が過ぎていくだけです!(体験談)

私も、フリーランスの方たちのyoutubeを片っ端から見てあれこれ悩む、という時間を膨大に費やしました…

正直、やってみないと「合う・合わない」はわかりません。

ですが、合わなければすぐ変えればいいだけです。

5種類目の職種でやっと成功した、というフリーランスの方なんて山ほどいます!!

公務員を退職するまでの間に、スキルアップする

公務員で厄介なのが”副業禁止”ですよね。退職するまでは、収益化できないんです。

私は、市役所を辞めると決めてから退職するまでの間(4ヶ月間)、スキルアップに費やしました。

私が行ったことは、下記のとおりです。

  • YouTubeやオンライン講座などで勉強する
  • クラウドワークスやココナラなどでどんな案件があるかリサーチする

まだ在職中の方は、退職してからスムーズに案件が取れるように準備をしておくべきです。

収益が発生しない範囲でできることを進めておきましょう。

営業の準備をする

仕事を取りたいと思っても、スキルがあればすぐに取れるわけではありません。

クライアントに自分を選んでもらうために、売り込むための準備が必要です。

  • TwitterやInstagramを開設する(集客)
    →デザインやブログをやる方は是非SNSを始めましょう
  • クラウドソーシングサイトでの営業文を作成する
    →実績の多いアカウントを参考にして作ってみると◎
  • ポートフォリオを作成する
    →ライターであればブログ、動画編集であれば自分の魅力や技術を詰め込んだ作品を作る

これらを退職前に進めておくことで、効率的に仕事を取ることができます

退職してしまうと、公務員としての収入はもうありません

できるだけ早い段階で収益を上げたいと誰もが思うはずなので、スムーズに仕事が取れるように準備を進めておきましょう。

私も「退職したらあとは応募するだけ」の段階まで準備を進めました。

退職後1週間以内には動画編集の案件を獲得できました!

私が公務員からフリーランスになって感じたメリット・デメリット

メリット①:自由な時間に働ける柔軟さ

なんといっても、自分の好きな時間に働けるということです。

「今日は仕事やりたくない・・・」なんて思っても、地方公務員であれば行かない選択肢なんて無いですよね。

ですが、フリーランスであれば、自分の匙加減で仕事を調整できます。

  • 今日は休んで明日頑張ろう
  • 今日は日中休んで夜から頑張ろう

などと、自分が働きたい時間に調整できるのはワークライフバランスが格段に上がります

一度これに慣れてしまうともう戻れないですね。

メリット②:堅苦しい決まりに沿って働かなくていい自由さ

地方公務員であると、条例や規則に沿って業務を進めなければなりません。

これは職員にとっては本当にやりづらくて、改善できることもできないようなことがたくさんあります。

当たり前ですが、フリーランスになったら自分一人が納得すれば、どんな進め方でもできます

例えば、仕事上購入したいものがあった場合、もちろん自分が選んだ店で購入できます。

公務員であれば、決められた店の中からしか購入することはできませんよね。

このように自由に業務を進められるのは、公務員時代と比べてかなりやりやすいと感じます。

メリット③:面倒な人間関係に悩まなくていい

私は11年間市役所で働きましたが、同じ部署に大概1人は苦手な職員がいました。

在宅ワークなんてできないので、毎日その苦手な人と必ず顔を合わせる必要があります。

仕事上やり取りもしなければなりません。これが本当に苦痛でした。

フリーランスになってからは、基本的に1人で業務を進めるので、嫌な人と顔を合わせることもありません。

本当に人間関係が面倒くさいと感じていた私にとっては、フリーランスの職場環境は天国のように感じます!

デメリット①:完全出来高報酬

地方公務員は、その月に頑張ろうがサボろうが、決まった収入が振り込まれます。

一方、フリーランスになると、自分が成果を出さなければ収入を得られません

働く時間の自由度が高い反面、収入が不安定なのは事実です。

給料が保証されていることへのありがたみを感じますね。

デメリット②:自分1人で解決しなければならないことが多い

フリーランスになると、いろいろな壁にぶち当たります。

実際に私が経悩んだ場面は、

  • 確定申告ってどうやるの?そもそも帳簿ってなに?
  • 今の自分の技術で、単価を上げる交渉なんてしてもいいのかな・・・?
  • 報酬が振り込まれてない!催促するべき?まだ待つべき?

このように、特に働き始めはわからないことだらけです。

市役所時代は、わからないことがあってもすぐに前任者に聞いたり、上司に相談していました。

ですが、フリーランスはすぐに相談できる相手がおらず基本的に自分1人で解決するのです。

一時期はこういったことが重なりすぎて本当に辛かったです。

気軽に相談できるフリーランス仲間がいると、少し安心できるかなと感じました。

デメリット③:土日との区別が付きにくく、オンオフの切り替えが難しい

公務員であれば、休みの日は一切仕事をせずに過ごしていました。

ですが、フリーランスはレスポンスの早さがかなり重要です。

少し時間があると、

  • メールの返信が来てるかもしれないから見ておくか・・・
  • あの案件ちょっと遅れてるから、作業進めておきたいな・・・

と、休みの日にもついつい仕事のことが気になってダラダラ作業してしまいがちです。

このために、心と体が十分にリフレッシュできず疲労が溜まってしまう、なんてことがよくあります。

まとめ│十分な準備とやる気があれば誰にでもフリーランスになれる!

安定を求めて公務員になられた方は多いと思います。

「その安定を捨ててフリーランスになるなんて考えられない」という方もいらっしゃると思います。

フリーランスになって安定的に収益を得るのは簡単なことではありません。

ですが、私はスキルゼロから準備を進めて、現在はフリーランスとして収益を得ています。

この公務員人生から脱却したい、という思いで努力し続ければ、きっとフリーランスとしてやっていけます。

退職してフリーランスになろうとしている方は、このステップを参考にして、準備を進めていただけると嬉しいです。

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