地方公務員を辞めたい…でも辞められない人の5つの共通点│10年目市役所職員が思うこと

市役所を辞めたい人へ

・役所を辞めたいけど、勇気が出ない…
・地方公務員なんて退職まで働くものでしょ?

地方公務員として働いていて、”辞めたい”と思ったことがある方はいらっしゃると思います。

ですが、実際に行動を移して退職するのは、なかなかハードルが高いです。

私は10年以上市役所で働いてきて、常々辞めたいと思っていたのですが、いろいろな理由付けをして目を瞑っていました。

でも、適応障害になり初めて、こんなに辛い思いをしてまで続けたくないと、退職する決意ができました。

公務員を辞めたって、退職、フリーランス等、行動すればどうとでも生きる道はあるのです。

同じように、限界を感じつつ我慢しながら、地方公務員として働いている方の背中を押してあげたいと思っています。

安定を手放すのが怖い

・クビにならない
・給料がある程度保証されている
・福利厚生が充実している

と、地方公務員が”安定しているといわれる理由”はあります。

だけど、あなたの心は安定しているのでしょうか?

条件よりも、あなた自身の精神が壊れてしまうことを防ぐ方が最優先ですよね。

精神的苦痛を感じているのに、”安定を手放せないから…”と行動しないのは間違っています。

転職先が無いんじゃないかと怖い(元市役所職員なんて需要ない?)

公務員の多くは、一般事務職です。転職時に評価されるスキルが無い、と思われがちです。

現に私も転職活動をしていた時、そこがとても不安でした。

資格も無ければ、スキルも無いので、どこにも採用されないんじゃ…

ですが、そんなことはありません!!

自治体向けのサービスを提供している企業などもたくさんあり、元自治体職員が優遇されている求人もいくつか見かけました。

実際に私も、IT企業から内定をもらうことができました。

(市役所にいたから規則に忠実に仕事ができるだろう、という評価もあったそうです)

なので、行動しないまま諦めるのは勿体ないです!

転職エージェント3社に、

「公務員からの転職は不利ですか?」と質問したことがあります。

どの方も、「昔はその風潮があったけど、今はそこまでではない」

とおっしゃっていました。

「周りの目」が気になりすぎる(世間体や親の目)

公務員は、俗に言う”安定した職業”です。特に親世代からは、”安定している”という点で評価が高いです。

現に私も、市役所を退職すると親に伝えた時、猛反対されました…。

でも、それ以上に働いていて辛いことがありますよね。それは、働いていないとわかりません。

市役所で働いていない人たちになんて言われようと、自分の幸せを考えるのが1番だと気づきました。

「地方公務員を辞めてもいい準備が整ってから」と言い続けて動かない

・転職先が決まってから辞める!
・資格が取れてから辞める!

といい続け、何年も経っている、なんてことは無いでしょうか。

行動しなければ今の状況を変えることはできません。

本当に辛いなら、病気休暇を取って、行動を始めてみるのもいいと思います。

私は、市役所職員として働くことがもう無理だと思ったので、◯ヶ月後に辞める、ということを先に決意しました。

決めてしまえば、そこからの行動力ははんぱじゃなかったです。笑

(もちろん、何も考えずに辞めるのはNGです!生活防衛資金を貯めてからにしましょう。)

周りに地方公務員を辞めた「ロールモデル」がいない

民間企業に比べて、公務員は全然辞めません。

特に私が入庁した当初なんかは、定年退職の人しかいませんでした…。

このような状況により、私も

市役所は辞めてはいけないんだ…

という刷り込みが始まりました。

ところが、ここ2,3年、優秀な人材とされている市役所職員が続々辞めだしました。

1人が辞めると、みんな行動しだしたんです。(私も含め)

今、周りにいなくても、少し勇気を出すことで世界が変わるかもしれません。

まとめ│

公務員を辞めれられない原因としては、「思い込み」や「不安」が根ざしています。

もちろん、辞めることは重大な決意なので、よく考えることは重要です。

まずは、

・転職サイトに登録してみる
・資格取得サイトをのぞいてみる
・副業について調べてみる(副業OKの場合)

などから、第1歩を踏み出してみませんか?

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